お風呂リフォームで安全性を高める!バリアフリー化のメリットとは?

お風呂リフォームで安全性を高める!バリアフリー化のメリットとは?

高齢になるにつれてお風呂の床で滑り転倒してしまう、浴槽の手すりを上手くまたげずにバランスを崩すなど、お風呂には色々な危険が潜んでいます。これから安心して入浴するためにも、環境を整備したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

お風呂リフォームでバリアフリー化をすることで、ケガやトラブルのリスクを軽減し安全性を高められます。そこで今回の記事では、お風呂に潜む危険と、バリアフリー化をするメリットを合わせて紹介します。お風呂リフォームを考えている方は、ぜひ記事を参考にしてみてください。

お風呂に潜む危険とは?

リラックスできるはずのお風呂には、製造によっては色々な危険を持ち合わせているのもあります。お風呂には一体どのような危険が潜んでいるのか、いくつか紹介します。

寒い季節のヒートショック現象は危険

ヒートショック現象は、急激な温度変化によって身体にダメージを与えて危険な状態を引き起こします。脱衣所や寒い浴室環境では血圧が上昇し、すぐに温かいお湯に浸かることで血圧が急激に下がってしまうのです。寒い季節に多い現象ではありますが、夏場でも油断はできません。

温度変化が大きい浴室だからこそ、過度な血圧の変動によっては、浴室内で失神や脳梗塞などを引き起こす可能性があるのです。

濡れた床は滑りやすく転ぶリスクが高い

濡れた床は滑りやすく転ぶリスクが高い

濡れた浴室の床は滑りやすく、気をつけても転倒してしまうリスクがあります。足腰が不安定な高齢者だけではなく、小さな子どもは転んで頭を打ってしまうこともあるのです。浴室に使われている床材によっては、水はけが悪く、石鹼カスなどが付着しやすいため、より滑りやすい環境をつくり出しています。

浴室の床は滑ると意識しても、ツルっと滑って大けがをしてしまうリスクが常に潜んでいるのです。安全性を高めるためには、床材を滑りにくい素材に変えなければならないでしょう。

浴槽の深さと段差によっては溺れる可能性がある

浴槽の手すりが高いと、大きくまたぐ必要があるため、バランスを崩しやすく転倒してしまう可能性が高くなります。また浴槽が深いつくりの場合は、ちょっとした転倒でも溺れるリスクがあるため、高齢者問わず、危険が潜んでいるのです。とくに小さな子どもだけで遊びながら入浴するならば、深い浴槽はかなりの危険度になるでしょう。

高齢者にとっても高い浴槽の手すりは、安心してゆったり入浴する気分よりも、緊張感を意識しながらのバスタイムと言えるかもしれません。

お風呂リフォームでバリアフリー化するメリット

お風呂リフォームは、入浴の安全性を高めるだけではなく、バリアフリー化することでさらに多くのメリットを得られます。ここでは、どのようなメリットがあるのかいくつか紹介しましょう。

浴室暖房機能で「ヒヤッ!」と感を防げる

お風呂に浴室暖房機能を設置すると、浴槽に入る前の室温を高くできるため、寒々しい浴室を改善できます。そうすることで、ヒートショック現象を防ぐ効果を期待できるだけではなく、ゆったりとかけ湯などができ、慌ててお湯に浸かる必要もなくなるのです。浴室を暖房機能によって温められるため、冷えた浴室でのヒヤッとするざわつきもなく、安心してバスタイムを過ごせるでしょう。

滑りにくい床材で転倒リスクを軽減できる

浴室の床は、クッション性のある滑りにくい床材にリフォームすることで、転倒のリスクを大幅に軽減できます。水はけが悪く、汚れが付着しやすい床材などは滑りやすいため、高齢者や小さな子どもへの優しい環境とは言えません。そこで、足元の安全性を高めるために、床材のリフォームが必要です。滑りにくい床材にすることで転倒のリスクを軽減できるため、誰もが安心してくつろげる環境を整備できるのです。

浴槽を最適化することで介護しやすい環境に

浴槽の深さは、快適に入浴できるくらいに最適化することで、高齢者でも安心できるでしょう。たとえば、浴槽のイスのようなつくりがあり、腰をかけやすいため介護しやすい環境にリフォームできるのです。また、手すりやバーなどを設置すれば、足腰の不安定な方にとっても立ち上がる時に支えとなり、転倒防止に役立ちます。

浴槽の深さを最適化して手すりなどを設置することで、サポートが必要になる方はもちろん、誰もが安心して入浴できる環境になるのです。

補助金制度を利用できるケースもある

お風呂のバリアフリー化をする場合、条件によっては、補助金制度を利用できます。通常のお風呂リフォームとは異なり、高齢者による転倒防止のために手すりなどを備えつけると、給付対象として補助金を受け取れるのです。そのため、自治体によって条件や給付内容は違いますが、バリアフリー化をすることがあるならば、対象になるかを事前に調べておくと良いでしょう。

まとめ

お風呂リフォームは、バリアフリー化の目的に合わせて行うこともできます。滑りにくい床材を張り替えて安全性を高める、体の動作をサポートしてくれる手すりを設置するなど、求める安心感によってリフォームを選べるのです。地域に密着したリフォーム会社の「有限会社ビルド・アップ」は、多くのお客様に安心していただけるお風呂リフォームを提供しています。

まるで住まいのかかりつけ医として、ちょっとしたリフォームから、お風呂を丸ごと変えるフルリフォームまで、お客様のご要望に応えてくれます。今のお風呂をより安全に、安心して入浴を楽しみたいとお考えの方は、ぜひ相談してみてください。

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